愛子さま登校、皇太子ご夫妻「心を痛めています」(読売新聞)

 宮内庁の野村一成・東宮大夫は19日の定例会見で、皇太子ご夫妻の長女愛子さま(8)が、学校生活への不安を訴え十分登校できない状況が続いていることに関する皇太子ご夫妻のコメントを発表した。

 この問題では、天皇、皇后両陛下が、学校や他の児童への影響も懸念し、「いずれかが犠牲になる形で解決がはかられることのないように」との意向を示されている。会見で野村大夫は、皇太子ご夫妻も同様に考えられているとした。ご一家は18日に皇居・御所を訪問、両陛下との昼食を共にされた。訪問は愛子さまの希望だったという。

 ご夫妻のコメントは次の通り。

 「愛子が学習院初等科をお休みしたことにつきまして、国民の皆様にご心配をおかけしており、私たちも心を痛めております。このことについては、学校で既にいろいろな対応策を考えていただいているところであり、今後もよく相談しながら良い解決を見いだしていかれればと思っております。また両陛下をはじめ、皆様から様々なご配慮をいただいていることを心からありがたく思っております」

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